どうも。
今回は「エッセンシャル思考」という本についての感想を書いていきます。
かなり有名な本で、ネットの海にすでに所感や要約が溢れかえっているので、最低限の感想を書いていきます。 あらかじめ断っておきますが、私は基本的に本書の内容と著者への攻撃の意図はなく、(今のところ)ほぼ全面的に賛同しています。
今回は序盤の感想です。
エッセンシャル思考って何
端的に表すと「より少なく、しかしより良く」です。本書にもそう記載がありました。 要するに何事も効率よく、最善の選択をするために必要な思考のことだと思います。
私はこの考え方には基本的に賛成なのですが、何もかもにこの思考を適用させるのはどうかなとは思います。 友人との集まり、家族との関係、そういったつながりをぶち壊してまで意識するべきことではないです。
ぶち壊したい人がいましたら、ぜひ超エッセンシャル人間になることをお勧めします。
生殺与奪の権を…
有名な台詞にこのようなものがあります。状況は全く違えど他人に選択を任せてはいけない、とのことでした。
例として、一日一回電流が流れる床の上に鎖でつながれた犬は、鎖を外されても電流の流れない床に逃げない、というものが挙げられていました。
鎖につながれる=他人の言いなり=選択の放棄、電流の流れる床と電流が流れない床=二つの選択肢、と考えてみると、他人の言いなりになっていると、選択肢があることすら忘れてしまうのです。
他人に選択を委ね続けるとロクなことにならず、とどのつまり生殺与奪の権をも握られてしまいます。
人間みんな、基本的には指示に従うほうが楽だと感じがちなのです。でもそれで本当に良いのでしょうか?
良いと思った方は、他人の言いなりになってみてはどうでしょうか。
おわり
一旦序盤の感想はここまでにします。本のボリュームがまあまああるので、小分けにして感想を綴っていきます。それでは。